今年で3年目となる豊中市マルチスポーツ体験教室の1回目を9月6日（土）に実施しました。
この取り組みは、教育学部 教育学科 中等教育専攻 保健体育教育コース主任 臼井 達矢准教授が豊中市からの受託研究として子どもの体力向上を目的にゼミ生とともに運営しています。
子どもたちや地域社会のスポーツに対する期待の高まりから、過去2年の実施分を大きく上回る希望者があり定員を40名から70名に増やして実施することになりました。
この日は低学年の部65名、高学年の部55名の参加者と多くの保護者の方が参観に訪れ、子どものスポーツ活動への関心の高さがうかがえました。

今回のプログラムでは、普段の体育の授業ではあまり行わないバランスボールを使ったコーディネーション運動を中心に、子どもたちの体力や技能に合わせて内容を調整しながら進められました。
メインの活動として取り入れたキンボールスポーツでは、大学生と子どもたちが一緒になって楽しみながらプレーし、たくさんの笑顔が見られました。










昨年度も参加していただいた子どもたちからは「楽しみにしていた」という声を聞くことができました。
ゼミの学生たちもスポーツを通して子どもたちと関わる中で、臨機応変な対応、場を盛り上げる工夫、そして安全面への配慮など、実践的なスキルを身につける機会になりました。
今後も多様なスポーツを大学生と一緒に楽しみながら、一人ひとりの状況や特性に合わせたきめ細やかなサポートを続けていきます。